PF-ILDの概念と治療戦略

間質性肺疾患には種々の疾患が含まれ、その経過や治療反応性は疾患特異性がある。特発性肺線維症は原因不明のILDの中で中間生存期間が3-4年と予後不良の疾患であり、他疾患との鑑別が重要であるが、IPF以外の疾患でも一部の症例はIPFと類似の経過を呈し、進行性線維化を伴うILD(PF-ILD)あるいは慢性線維化性ILDの進行性フェノタイプと呼ばれている。

本疾患群がIPFと類似の線維化病態であるとの仮説から、nintedanibの第3相RCT (INBUILD)試験が行われほぼプラセボ群でIPFと同様の疾患進行と実薬群でもIPFとほぼ同様の疾患進行の抑制が認められ、5月29日に適応拡大が承認された。本講演では、PF-ILDの疾患概念を概説し、種々の判定基準から、判定の実際、ついで、INBUILD試験の結果から有効性と安全性を説明ののち、これらの知見の実臨床への応用につき議論したい。

 

■演者:
公立陶生病院 副院長 兼 呼吸器・アレルギー疾患内科 部長
近藤 康博 先生

※延長放送有り

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19:00 - 19:50
PF-ILDの概念と治療戦略
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