Q:
腎機能低下の患者に投与することはできますか?
A:
電子添文で下記の患者は禁忌・慎重投与に設定されております。
<禁忌>
・無尿の患者又は血液透析中の患者、
・急性腎障害の患者
<慎重投与>
・両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者、
・腎障害のある患者
血清クレアチニン値が2.0mg/dL を超える腎機能障害患者、両側性腎動脈狭窄のある患者、片腎で腎動脈狭窄のある患者、eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用には、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避けてください。
また、腎機能障害患者では、血清クレアチニン値上昇及び血清尿酸値上昇のおそれがあるので、これらの値を定期的にモニタリングし、観察を十分に行ってください。
なお、腎機能障害等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では、高カリウム血症が発現するおそれがあるので、血清カリウム値に注意してください。
その他、腎機能障害のある患者における併用注意の薬剤として、カリウム保持性利尿剤、非ステロイド性抗炎症薬、アリスキレンフマル酸塩などが記載されております。
詳細は電子添文をご参照ください。
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