準備時
A: 透明ケースを回転させてしまっている場合
カートリッジを挿入する前に透明ケースを回転させると、 カートリッジは挿入できません。 一度噴霧ボタンを押して元の状態に戻してから、 カートリッジを挿入してください。
カートリッジを斜めに挿入してしまっている場合
カートリッジは本体にまっすぐ挿入しなければ最後まで装填できません。もう一度、カートリッジを「まっすぐ」挿入してください。
A: 上下方向は決まっています。
カートリッジを立てたときに、文字が読める方向になるように挿入してください。
A: 挿入後、透明ケースの下部からみえているカートリッジの端が2〜3mm程度であれば、きちんと装填できています。
使用時
A: 透明ケースの底(下部分)にみえているカートリッジの端の長さを確認してください。 回転前の端の長さは2〜3mm程度なので、透明ケースの底のバネ全体がみえています。 回転後はカートリッジが1cm程度突き出るため、バネを押している状態になります。
A: 本体をしっかり握って回すと、簡単にできます。また、回転操作を補助する器具「回転君」もご用意しております。
A: キャップを開けた状態で回転させると、微量の薬液が噴霧されることがあります。必ずキャップを閉めた状態で回転させてください。誤噴射を防ぐために、レスピマット®はキャップを閉めた状態では噴霧ボタンがキャップに覆われて押せない構造になっています。
A: デバイスを継続して使用することへの影響はありません。 ただし、微量の薬液が噴霧されるため、繰り返すとカウンターは減らなくても薬液は減っていきます。 そのため、レスピマット®を吸入する際には、キャップを閉めた状態で、180度「カチッと音がするまで」しっかり回しきることが大切です。
A: キャップの横側(噴霧ボタンの左側)に小さい突起があるので、ここから開けるようにしてください。 また、キャップに貼ることで開ける方向がわかりやすくなるシールもご用意しております。
A: レスピマット®は、吸入液をゆっくり噴霧する吸入器です。 他の製剤(DPI)と同じように勢いよく吸い込むとむせてしまうことがありますので、ご自身の呼吸に合わせてゆっくりと吸入してください。
A: 吸入後の息止めによって、薬剤が肺内へ留まる率が高くなると考えられています。 苦しくならない程度の間息止めを行ってください。
A: 用法・用量上の時間帯の規定はなく、患者さんの生活にあった時間帯での吸入が可能です。 歯磨きと一緒にするなど、毎日の習慣に取り入れるように工夫されているケースもございます。 生活の一部として組み込むことで、吸入のし忘れを防ぐことが期待できます。
A: レスピマットは、吸入液をゆっくり噴霧する吸入器です。他の製剤(DPI)と同じように勢いよく吸い込むとむせてしまうことがありますので、ご自身の呼吸に合わせてゆっくりと吸入してください。
A: レスピマットは、ゆっくり持続的にミストを噴霧しますので、スペーサー(吸入補助器)を使用せずとも、容易に薬剤を吸入できるため、吸入補助器は作成しておりません。そのまま自然な吸気で、吸入をお願いいたします。
A: 60吸入製剤の場合、 平均66回の噴霧が可能です。この回数に達しますとロックがかかり、それ以上回らなくなります。吸入開始前に、準備のための噴霧を行うことが必要なため、その分も含めて、噴霧回数が設定されているためです。