トラゼンタ患者指導せん

サイトへ公開: 2020年10月16日 (金)

トラゼンタ®錠5mgを服用される患者さんへ

トラゼンタ®錠5mgは、1日1回、1錠を服用します。

毎日決まった時間に水またはぬるま湯で服用してください。

トラゼンタ®錠5mgは、1日1回、1錠を服用します。

飲み忘れた場合には、気がついたときに1回1錠を飲んでください。

  • ただし通常服用する時間が近い場合には服用せずに、次の機会に服用してください。
  • 2回分を一度に服用しないでください。
  • 誤って多く服用した時は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、服用を中止しないでください。

以下のことに気をつけてください。

  • まれに、強い空腹感、体のだるさ、冷や汗、皮膚蒼白(青ざめる)になることがあり、これらは低血糖症の初期症状である可能性があります。このような場合には、まずは糖分をとりましょう。症状の回復が見られない場合にはすぐに医師に相談してください。
  • 主な副作用として、便秘、ガス、膨満感などが報告されています。このような症状に気づいたら、医師または薬剤師に相談してください。

気になる症状がでた場合は、医師または薬剤師に相談してください。

低血糖症について

低血糖症とは?

糖尿病では、血糖値が正常を超えて高い状態が続いており、これを正常な状態に近づけるために血糖を下げるお薬を服用します。
血糖を下げるお薬を服用されている期間に、食事量が少なすぎる、食事の時間が不規則、激しい運動や労働、お薬の効きすぎ、といったさまざまなことが原因で血糖値が正常範囲より下がることがあり、自覚症状を伴うことがあります。

低血糖症によりさまざまな症状があらわれます。

低血糖症は、強い空腹感、体のだるさ、冷や汗、皮膚蒼白(青ざめる)などの初期の症状から、集中力の低下、意識障害、けいれん、昏睡状態におちいるまで進行することがあります。症状には個人差があります。

低血糖症によりさまざまな症状があらわれます。

低血糖症がおこったら

低血糖症がおこったら

十分な量の糖分を速やかにとりましょう。(ブドウ糖、砂糖、ブドウ糖や砂糖を含む清涼飲料水・ジュースなど)
一部の糖尿病治療薬(α-グルコシダーゼ阻害薬)を服用している際は、必ずブドウ糖をとってください。
日頃も、常に糖分を携帯し、低血糖症がおきたらすぐにとれるように備えておきましょう。

症状が回復しないときや回復しても再び低血糖症状があらわれたときには、ただちに医療機関を受診しましょう。

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